thebluecastle

ちょっと魔法でばんそうこ

名前は呼ばないと忘れる

内省に沈む

 

聴くだけで幸せになれるとか言うけどこの頭痛が治ったことはない

妙に完璧ぶった言葉にもそれに吸い寄せられる自分にも辟易する

もうわたしはコンマ何秒も待てなくなってる

ヘッセが感じた頭痛をわたしも何年も

それから逃れるのが正しいと思っても、やっぱりまたそこに落ち着いてしまうんだろう


頭を麻痺させるために物語を見る

 

ゴツゴツし始めた心になめらかさが戻る

 

(31 July, 2023)

 

ずっと開いてなくて改めてサインインしなきゃいけなかったのにそれでも覚えていたことに驚き。

 

25歳になりました。ここまでくると、ただ数が重なるだけの印になる。自分的には22も24も違いがなくて遠い昔のことに感じていた。2年前ってすぐ前なのに、5年ぐらいに感じる。でもだからって5年が何年くらいの体感なのかはよく分からない。24になってから感じた、19ってあんなに大事な時間だったのか? ってことは25も後で振り返ればもう戻ってこないモーメント?

25になりました。17歳や14歳とは違う。お姉さんたちは「わっかいねえ」。若さにそんなに価値があるの?でも、そんなわたしも19歳の子を見て、「未来だなあ」。31 July 2023

宙に描いた思い
空に祈るように見上げて
ellesseの帽子を写して
足早な雑踏に 俯いて歩いた
でもそれが心地良くて
すべてを描き切れるほど強くはないけど
ぐちゃぐちゃにシャッフルしちゃって
おかしいのは私じゃなくて、
わたし以外の奴らだったんだ
そう立ち上がると何故か歩きやすくなった

なんで母さんが嫌いなのかと聞かれたら、自分が嫌いだから、と答えると言った

ひとつ間違いを犯した
パパは死にたいんだ、
そう言われたとき、一緒に泣いてあげれば良かった
たとえ10歳だったとしても
あったことをなかったことに出来ないんだ
あったこと なかったことにしちゃいけないんだ
自分に嘘をついちゃいけなかったんだ
つかなくて良かったんだ

(2022年)

自分も答えてみた。

ME TIME・Questionnaires

3つの質問。

 

Q1. いつ、ひとりの時間をつくっているか。

A. ほとんど常に。子どもの頃から人見知りのきらいがあり、おにごっこをして遊ぶことも好きだったが、仲の良い子たちができるまでは、休み時間は図書館の本を読んだりしていた。今でもそういう本質は変わらない。特に用事がなければ、たいていひとりでいる。

 

Q2. どこで、どんなことをしているか。

A. 家で映画を見たり、本を少し読んだり。映画については、瑞々しい感性の作品に出会えるととても嬉しい。最近は、家のでだが、好きな曲に合わせてダンスをするようにもなった。運動不足をかんじていたけれど、継続できるものはないかなと思い、ダンスなら楽しく続けられると思った。今はおもにTwiceやITZY、NiziUの曲で踊る。サウナにもハマり始めた。水風呂の気持ちよさを知り、外気浴もする。熱めの42℃のお湯が好み。2時間半ぐらい滞在する。

Q3. ひとりの時間はなぜ大切か。

他の人といるときの興奮した楽しさや、ときには喧騒感さえおぼえるそれとはちがい、穏やかで静かな気持ちで、自分だけの時間を過ごせるから。

 

MAGAZINE HOUSE MOOK ,『&Premium』 特別編集  合本「ひとりの時間」BOOK  (2021年1月20日発行) ↓

『& Premium特別編集 ひとりの時間は大切。』 — マガジンハウス 編 — マガジンハウスの本

 

 

ひっそり隠れていることしかできなかった
そこから見える分だけの空を
しばらく眺めて 遠い空はずんずん動いて
さっきまでそこにあった真綿が
絵筆で上塗りするみたいに消えていく
それをずっと見ていたよ
十字に交差した飛行機雲も
いつの間にか どこかへ
中世のヨーロッパ人がその特徴をそっくり描いたように
わたしの細胞も 雲をとらえる
そこから見える分だけの空を
誰にも見つからないように
穴の開くまで見上げた
それしかできなかったから
いつかの誰かみたいに
手を伸ばせば 本当に届きそうで
夏と秋の間の空を 見える分だけ精一杯
死角で見えない以外のぜんぶを
ひとりしゃがみこんで 希望を託すみたく
まあるく動く空を



(2021年10月17日)









最近見たドラマのひとつ

バイシクル / NICO Touches the Walls

宮藤官九郎 脚本の「11人もいる!」の主題歌。
全然知らんバンドやったけど、ドラマに爽やかさをプラスしてくれている良いスパイス。
あとイントロや間奏のライン、不気味なコードを作ってくれる一音がよく効いてる。たまらん。

ぜーんそーくりょーくで 坂を下って

全速力で 坂を下って
いや、危ない危ない、マネしちゃだめね。

ドラマは面白いけど正直ハマりはしなかった。展開がサッパリしていて飄々とした、ほんわかする良いドラマだった。

ただ、主題歌のほうはすんごい良かった。

ちなみに宮藤官九郎 で大好きなのは
「ごめんね青春!」
クドカンは"!"が多いのかな?)
日曜劇場『ごめんね青春!』|TBSテレビ
ありがとう、とごめんねと青春の話。

何も持たずに 生まれたはずだろ
錆びついたペダルを漕いで 身体ひとつで飛び出した衝動
見えない 荷物をばらまいて

隣の芝生は いつだって青くて
いったい何の罰が当たって こんな惨めな気分になるの
不安並べたらきりがない

スピードを上げるほど 強くなる向かい風
神様僕を試してますか? 神様僕を試すのですか?

全速力で坂を下って 風よ迷いをさらっていって
どうせ空のこの頭を My Bicycle My Bicycle ゼロに戻してよ

笑えばジョークに 変わると信じて
笑えないあれこれを全部 心のどぶに投げ捨ててきたんだ
ゆずれないプライドだけ隠しては

ブレーキの軋む音 耳を裂いて空見上げた
神様僕はここにいますが 僕の悲鳴に気づいてますか?

全速力で闇をくぐって 光射すトンネルの向こうへ
寄り道だらけの旅でも My Bicycle 悪くはないさ

ペダルを漕いでるうちは 倒れず前へ進むでしょう
だから

全身全霊坂を上って 砕けるほど 奥歯噛んで
どさくさ紛れに叫べば 何もかもがオーライ

全速力で坂を下って 風よ迷いをさらっていって
どうせ空のこの頭を My Bicycle ゼロに戻してよ
My Bicycle まっさらな夢を見させてよ

一年中ワクワクしてた (未)

いつかぜんぶ良い思い出だったと振り返られる日が来るだろうか
静かに燃えるそれを讃える日が来るだろうか
長い歯軋りから目が覚めて 全身に血が通うのを感じるように やがて尿意を催すように
スイッチを押され 電気の信号が吹き込まれるナンバー5のように

みんなと同じ解答を探していた
もう少しつけ加えれば、みんなと同じだと手っ取り早くそれが手に入る可能性が高まると盲信していたということ