君に触れた瞬間 予感した
予感できた
行ってしまう
どうしようもないことだらけの世界で
君の行方も変えられない
あと一秒早かったら
ああしていれば
あんなことしか出来なかったなんて
1年経っちゃった
君の写る動画はまだ見られない
行かないで 行かないで
ひとりにしないで ひとりにしないで
まだそばにいてほしい
まだ一緒に歳を取るんだよ
君のいない夕空
いつも上る階段は君へと続く
君のためならこの命を差し出す
君ほど純粋な命を知らない
いつか終わりがあることを分かってるけど
そんなにすぐだとは思ってない
悲しみは一過性だと知っている
でも忘れていくことこそ悲しい
幸せな気持ちよりあの頃抱いていた孤独が愛しい
貴方がいなくなったなら
わたしがいる意味もなくなるんだけれども
知らぬ間に涙がこぼれないよう
なんとかご飯を食べるんだけど
2023年