thebluecastle

ちょっと魔法でばんそうこ

ラベリング、夏の終わり、水まかせ

わたしたちはいろんな気分を持っていて

そのときどきでぴったりのを探し続けている

一度見つけてはメモして、でも忘れてしまって

また思い出そうと記憶を辿り、また名前をつける

なにもかも有限だと知って選別しているうちに

とんでもないところまで来てしまったさ

意味を求めるのに、このスピードにもはや追いつけない

わたしは懐かしさを置いてけぼりにしたよ

歯軋りは止められない、そうやって擦り減らしていく

柔らかく  ゆるく  いられるかしら

また、あのコード進行を聴かせておくれ